大手消費者金融で人気のSMBCモビットは、テレビやインターネット、電車広告などで毎日のように目にする業者です。
そんなSMBCモビットは、学生でも借入可能になっています。
ただし、申し込みする前には知っておかないといけないことがいくつかあります。
それを知らないと利用できなかったり、審査に落ちてしまったりすることも・・・。
そこでこの記事では、次のような点を丁重に解説していきます。
この記事で分かること
- SMBCモビットの申込条件
- SMBCモビットのデメリット
- SMBCモビット審査について
- 在籍確認について
- 親や学校バレ、就活への影響
- 即日借入するための流れ
お読み頂ければ、学生さんがSMBCモビットで借入するために必要な知識が身につき、早ければ今日中に借入可能になります。
この記事は、貸金業務取扱主任者が監修しておりますので、是非申込の参考にしてください。
目次
SMBCモビットは学生でもこの条件さえ満たせば借入できる!
SMBCモビットは学生でも以下の条件を満たせれば、借入できます。
- 満20歳以上69歳以下である
- 安定した定期収入がある
上記の条件を満たしているのであれば、SMBCモビットの申込資格がありますので、学生でも問題ありません。
ちなみにこの申込条件はSMBCモビットだけではなく、大手消費者金融すべてがほぼ同じ申込条件です。
消費者金融会社は銀行と違って保証会社がつかないため、基本的に年齢が該当範囲内で、安定収入があれば誰にでも申込ができます。
外国人でも永住権を取得していれば、上記申込条件に該当する人は申込可能となっています。
WEB完結申込は学生だと利用できない!?
学生でもSMBCモビットの申し込みは可能ですが、「WEB完結申込」は利用できないので注意してください。
WEB完結申込とは、申し込み~借入までを全てネット上で完結できるサービスです。
やり取りはすべてメールとなり、電話もなく、郵送物も発生しません。
このため、SMBCモビットのWEB完結は、他人バレに強いというメリットがあります。
しかし、WEB完結申込を利用するには、「社会保険証」か「組合保険証」が必要です。
この2つは学生だと用意できない人がほとんどです。よって、学生だとWEB完結申込を利用できないのです。
正直に言うと、SMBCモビットはWEB完結で融資を受ける方が圧倒的にメリットが多い消費者金融になっています。
WEB完結が利用できない学生の場合、それらの恩恵を受けることがでいないので、無利息も付いているプロミスやレイクALSA(レイクアルサ)の方がおすすめになります。
WEB完結を利用できない場合のデメリットとは?
SMBCモビットは無利息サービスがつかない、唯一の大手消費者金融にも関わらず、WEB完結が魅力的なため人気になっています。
逆に言えば、WEB完結ができない場合、他の大手消費者金融の方がおすすめになってしまうのです。
SMBCモビットのWEB完結ができないデメリットを下記にまとめてみました。
WEB完結できないデメリット
- 電話連絡なし手続きができない(電話が必ず入る)
- 郵便物が自宅に郵送される
SMBCモビットでWEB完結できないデメリットは2つのみです。しかし、この2つは非常に大きなデメリットと言えます。
そもそも、消費者金融に申込している人のほとんどは、お金を借りることを内緒にしています。
親や配偶者、兄弟など身内はもちろん、友人等にも言わずに借りています。
このため、借りる人の心理としては、低金利で借りたいのは当然ですが、その前に誰にも知られず内緒でお金を借りたいのです。
それを究極まで実現させたのが、SMBCモビットのWEB完結なのです。
SMBCモビットのWEB完結は、電話連絡なし、郵送物なしで融資を受けることが可能になっています。
そのため、自宅バレはもちろん、会社への電話連絡もないことから、内緒で借りたい人にはうってつけの消費者金融なのです。
そのWEB完結が使えない場合、SMBCモビットは他大手にはある、無利息サービスがないうえに、プロミスやレイクALSAでは、学生でも郵送物なしで借りることが可能なので、そちらの方に流れてしまうのです。
プロミス、レイクALSAは電話連絡なしで借りることはできませんが、WEB完結でカード不要を選択することによって、自宅への郵便物はなしにできるので、それだけでも十分にメリットがあります。
学生の方は、この点をしっかりと理解した上で申込する必要があります。
SMBCモビットの残念な点も知っておこう
前章でお伝えしたとおり、SMBCモビットは学生でも問題なく利用できます(WEB完結はできませんが)。
ただし、残念な点もあるのできちんと知っておいてください。
金利が高い
SMBCモビットの金利は「年3.0%~18.0%」であり、はじめ(神経契約)は上限金利の18.0%になる可能性が高い(ほぼ100%)です。
このため、高めの金利になってしまい、その分だけ利息も大きくなりやすいです。
とはいえ、他のカードローンに申し込みしても、はじめは上限金利になることがほとんどでしょう。
大手消費者金融だと以下のように上限金利に差はないので、利息についてはほとんど差がつきません。
消費者金融 | 上限金利(実質年率) |
SMBCモビット | 年18.0% |
アコム | 年18.0% |
アイフル | 年18.0% |
プロミス | 年17.8% |
レイクALSA | 年18.0% |
消費者金融は金利が高いと言われていますが、それは今の法律(貸金業法・利息制限法)のMAX金利が20%になっているからです。
(※大手消費者金融は基本的に限度額は10万円からになりますので、その場合法律上限金利は年18.0%となります。)
2010年6月の貸金業法改正によって、出資法と利息制限法の金利差はなくなり、それによってグレーゾーン金利もなくなりました。
貸金業法の金利は下記のように定められています。
貸金業法と利息制限法の金利
- 10万円以下は年20.0%まで
- 10万円以上100万円以下は年18.0%まで
- 100万円以上は年15.0%まで
上記が法律で定めれている上限金利になりますが(これを超えて利息を受け取ると刑事罰になります)、金利が安いとイメージのある銀行カードローンは年14%〜15%程度で、消費者金融と約3%程度しか金利は変わらないのです。
また、消費者金融の上限金利は昔に比べるとかなり下がっており、今の年18.0%の金利が高いのか低いのかは、ここの判断によって変わってきます。
何が言いたいのかと言えば、必ずしもSMBCモビットの金利は高いとは言えないのです。
今回はデメリット部分として書いていますが、クレジット会社やネットバンクのカードローンの中には消費者金融と同等の金利で貸付しているカードローンも多くあることを知っておきましょう。
学生だと限度額は少なめになる
学生だと限度額は少なめになってしまい、10万円~30万円になると思っておきましょう。
SMBCモビットの限度額は審査で返済能力を判断されて決まりますが、学生だと返済能力が低いと判断されることがほとんどだからです。
とはいえ、学生だと限度額が少なくなるのは他のカードローンに申し込みしても同じになります。
貸金業法は資金需要者の年収の3分の1を超える貸付をしてはならないと定められています(総量規制)。
そのため、仮に学生がアルバイトで年収120万円(月収10万円)だった場合、SMBCモビットは最高でも40万円しか融資することができません。
学生は与信が低いから限度額が少なめになるのもありますが、総量規制によって低くなることも知っておきましょう。
SMBCモビットには無利息サービスがない
SMBCモビットは大手消費者金融としては、唯一「無利息サービス」がありません。
無利息サービスとは、サービス期間中は利息0円になるというものです。
例えば、30日無利息なら30日間は利息が一切発生しません。
そのため、無利息期間の分だけ利息をお得にできるというメリットがあるのです。
もし、無利息サービスを活用したい場合は、「アコム」や「レイクALSA」などの他の大手消費者金融がおすすめです。
一部の銀行カードローンは支払った利息を後日キャッシュバックすることで、無利息サービスと広告しているところもあります。
しかし、消費者金融の無利息は利息が発生しないため、仮に30日間以内で完済予定の人は、銀行で借りるよりも消費者金融の方が低金利になるのです。
SMBCモビットの審査はこの3つに問題がなければ難しくない
SMBCモビットには審査がありますのが、おもに次の3つに問題がなければ、通過するのは難しくありません。
- 安定収入
- 信用情報
- 他社借入の金額と件数
それぞれのポイントについては、次章より詳しく解説していきます。
安定収入
安定収入とは、「毎月継続した収入があるか?」という部分です。
学生さんですとアルバイト収入ですね。
よって、アルバイトをしており、毎月収入があるのであれば、安定収入の条件を満たせることになります。
アルバイトをしていても、毎日出勤しておらず、次いつ出勤するか不明などの場合は、在籍確認が通りません。
あくまで安定収入とは、出勤していることが前提になります。
信用情報
信用情報とは、ローンやクレジットカードなどの利用記録を指します。
例えば、クレジットカードの契約内容や返済記録などですね。
この信用情報に次のような記録がないことが、SMBCモビットの審査では大事になります。
- 延滞記録
- 金融事故
延滞記録とは、返済期日を守らなかったという記録です。
ローンやクレジットカードなどの返済期日を守らないと、信用情報に延滞記録が残るため、返済はしっかりしていないといけません。
しかしながら、1日〜1週間程度の遅れであれば、審査への影響もそこまで大きくはありません。
金融事故とは、債務整理や長期延滞(3ヶ月以上)などの「重大な事故情報」として扱われる記録で、正式には延滞等の情報を異動情報、債務整理などの情報を参考情報と言います。
いわゆる「ブラックリスト」(正式にはブラック情報)のことですので、金融事故の記録があると、カードローンだけではなく、携帯の分割ローンや住宅ローン、自動車ローンなどすべてのローンの審査にほぼ通りません。
このように、SMBCモビットの審査に通過するには、信用情報に延滞記録と金融事故の記録がないことが重要になります。
とはいえ、ローンやクレジットカードなどの返済をきちんとしているのであれば、審査で信用情報が問題になることはないので安心してください。
他社借入の金額と件数
他社借入の金額と件数が多すぎないことも大事です。
他社借入が多いほど、返済できる余力が少ないと思われたり、多重債務者だと判断されやすくなり、審査に通らないことがあるからです。
また、「総量規制」に引っかかってしまうこともあります。
総量規制とは、貸金業者が融資できるのは申込者の年収の1/3までという法律です。
(貸金業者=消費者金融・信販会社・クレジット会社)
そして、年収の1/3というのはすべての貸金業者の借入金を含めるため、他社借入が多いと総量規制オーバーになり、審査に通らないことがあるのです。
このように他社借入が多いと審査に通らないことがあるため、申込前に他社借入が多すぎないか注意しておく必要があります。
とはいえ、他社から借入していない人は問題になりませんし、問題になる人も本当に多い人のみですので、過度な心配は不要です。
SMBCモビットの審査には「在籍確認」があるけど怖くない
カードローンの審査には「在籍確認」があると聞いたことがないでしょうか?
在籍確認とは、「申込者は働いており収入があるか?」という点を勤め先への電話で確認する作業です。
SMBCモビットの場合も在籍確認があり、勤め先へ電話がかかってきます。
学生さんだと、アルバイト先に電話があるということですね。
こう聞くと、「アルバイト先の人にSMBCモビットの申し込みがバレないか?」と不安になる人もいるでしょう。
しかし、在籍確認でSMBCモビットの申し込みが他人バレする可能性は非常に低いです。
SMBCモビットの在籍確認が他人バレしない理由
SMBCモビットの在籍確認は「非通知・担当者の個人名」でされるため、電話番号から発覚したり、社名からバレてしまったりすることがありません。
電話内容も以下のような簡単なものになるケースがほとんどです。
SMBCモビットの担当者:「こちら佐々木と申します。○○様(申込者)にお電話変っていただけないでしょうか」
申込者:「○○は自分です」
SMBCモビットの担当者:「(フルネームで確認後)失礼しました。ご本人様でしたか。それでは、これにてお勤め先の確認を終了とさせて頂きます」
上記のような簡単な内容となることが多いため、早ければ1分程度で終わります。
そのため、会話内容からもSMBCモビットの在籍確認だとバレる心配もありません。
他人が出た場合はこんな感じになる
在籍確認の電話に自分で対応できないときでも、次のようにすぐ終わるため、他人バレする心配はないです。
SMBCモビットの担当者:「こちら佐々木と申します。○○様(申込者)にお電話変っていただけないでしょうか」
アルバイト先の人:「○○は本日、出社しておらず明日出社の予定です。」
SMBCモビットの担当者:「失礼しました。それではまたご連絡させて頂きます」
ちなみに、上記の場合でも在籍確認が取れたことになります。
申込者本人は対応しなかったものの、勤め先に在籍していることがわかるためです。
学生の場合、事前に言い訳を考えておくのがおすすめ
学生さんの場合、アルバイトの人がほとんどかと思いますので、勤め先に電話があることは稀です。
よって、電話があった場合、「何の電話だったの?」と聞かれるケースもあるかと思います。
そのときに慌ててしまうと不信に思われてしまう可能性がありますので、事前に言い訳を考えておきましょう。
例えば、「クレジットカードに申し込みした」「ローンを組んだ」などで問題ありません。
SMBCモビットで親や学校バレ、就活への影響を気にする必要はなし
SMBCモビットに申し込みしたことが原因で「親や学校にバレること」や、「就活への影響があること」が気になる人もいるようです。
しかし、親や学校バレ、就活への影響を気にする必要はありません。
SMBCモビットは学生であっても親の承諾なく借入できますし、学校に連絡がいくことはありません。
企業が応募者や内定者の借入履歴を調査することは禁止されているため、就活に影響することも100%ないのです。
よって、SMBCモビットに申し込みしても、親や学校にバレたり、就活への影響があったりすることはないので安心してください。
SMBCモビットの必要書類は「本人確認書類」のみで良いことがほとんど
SMBCモビットの必要書類は「本人確認書類」と「収入証明」ですが、学生さんだと本人確認書類のみで良いことがほとんどです。
収入証明が必要なのは以下のケースとなり、学生さんだと当てはまらないケースが多いからです。
- 限度額50万円超を希望する場合
- SMBCモビットの希望限度額と他の貸金業者の借入合計が100万円超になる場合
先にお伝えしたように、学生さんだと限度額10万円~30万円になることが多いため、限度額50万円超が適用になるケースはほとんどありません。
同じような理由で、「SMBCモビットの希望限度額と他の貸金業者の借入合計が100万円超になる」とういう可能性も低いです。
そのため、次のような本人確認書類のみを提出するだけでOKとなります。
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
SMBCモビットで即日お金を借りるための確認事項と流れ
最後に、SMBCモビットで即日お金を借りるための確認事項と流れを解説しておきます。
まず、即日お金を借りるためには次の3つが重要です。
- 20時までに申し込みを完了する
- 在籍確認に対応できる日に申し込む
- 借入方法は振込キャッシングを利用する
申し込みはどんなに遅くても20時までに完了させてください。
SMBCモビットの営業時間は21時までとなり、融資は最短でも1時間はかかるからです。
在籍確認に対応できる日に申し込むのも大事。
在籍確認ができないと審査が終わらずに、融資が受けられないからです。
借入方法は振込キャッシングを利用しましょう。
振込キャッシングなら基本24時間・即日振込してくれるため、当日中に借入しやすいです。
申し込み~審査~借入までの流れ
■スマートフォンから申し込みする場合の流れ
1. SMBCモビットの公式サイトで「カード申込」を選択
2. 審査~メールもしくは電話で審査結果の通知
3. 会員専用サービス「Myモビ」より振込キャッシングで借入
4. モビットカードや入会申込書の郵送
5. 入会申込書の返送
スマートフォンからの申し込みですと、上記のような流れになります。
スマートフォンの画面の指示に従って、必要事項を入力し、審査結果を待つだけですので難しい作業はひとつもありません。
審査担当者からも丁重に案内がありますので、迷うことなく借入まで完了できるかと思います。
なお、モビットカードは三井住友銀行内の「ローン契約機」でも受取れます。
「すぐにカードが欲しい!」という人は、三井住友銀行内のローン契約機で発行すればOKです。
SMBCモビット学生まとめ
SMBCモビットは20歳以上でアルバイト収入がある人なら、学生でも利用できるので安心してください。
審査も最低限の条件も満たせば良いだけですので、通過ためのハードルは高くありません。
親や学校にバレたり、就活への影響したりする心配も不要です。
審査時間は最短30分とスピーディーで、早ければ今日中に借入することも可能ですので、ぜひ申し込みを検討してみてください。